猫の出産について。事前に準備することや注意点
最近では、猫の避妊手術が一般的になっていますが、猫の妊娠をきちんと知っておきたいという飼い主の方も多いのではないでしょうか?
本記事では、猫の妊娠や出産、飼い主が事前に準備することや注意点をまとめてみました。
▼猫の妊娠や出産について
メス猫が成熟を迎えるのは、生後6ヶ月~10ヶ月頃。体重が2.5㎏位になり、初めての発情期を迎えてからです。
個体差にもよりますが、年齢が12歳くらいまでは出産することができます。
人間の出産と同様に、猫の出産には大きなエネルギーを使うため、年を重ねるごとにリスクが高まります。
■猫の妊娠期間
人間の妊娠期間が10ヶ月なのに対し、猫の妊娠期間は約2ヶ月と非常に短いものです。
メス猫の発情期は2月頃~9月頃で、出産時期は春から夏にかけてが一般的となります。
出産する2週間前後になると、安全に産める場所を求めて落ち着きがなくなるので、よく観察しておくことが重要です。
▼事前に準備しておくといい事
■猫が安心できる環境づくり
妊娠中のメス猫は神経質になっているため、些細なことがストレスとなってしまいます。
安心して出産できるように人目のつかない静かな場所を準備しておくと〇。
■猫の心肺蘇生法を勉強しておく
無事に出産できても、子猫がぐったりしていたり息をしていない場合もあります。
そんな万が一に備えて、猫の心肺蘇生法や出産時の対処方法を勉強しておくといいですね。
▼まとめ
飼い猫を安心して出産させてあげるためにも、飼い主が事前に準備してあげることが大切なポイントです。
出産にはリスクやトラブルがつきものなので、万全に備えておくことをおすすめします。
飼い猫の妊娠や出産・飼育方法など、飼育に関することから健康面でのお悩みなど、気になることがある方はお気軽にご相談ください。